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Move-Upという社名

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社名のムーヴアップ(英文Move-Up)という言葉は今から30年ほど前、前職時代に何気なく読んでいた業界紙の記事の中に見つけました。

 

米国では今より広く、グレードの高い住宅に住み替える時にムーヴアップと言うと、米国での生活経験のある日本人ライターが紹介していました。

私はこの言葉の意味と語感がとても気に入り、私なりの意味づけで「より良い住み替え」としました。後に会社設立の際、「ムーヴアップ」を社名にするとともに「より良い住み替え」を事業コンセプトにすることに決めて、会社をスタートしました。

 

また、ロゴマークの六つの楕円はライフステージを表し、6回の住み替えを通して、理想とする終の住まいを実現させませんかという弊社の提案が込められています。

 

かつて、不動産業界では結婚後の住まいは賃貸から始まり、所得が増えたらマンション購入、やがて子供が成長し、手狭になったら一戸建てに買い替えるという住み替えのモデルのことを「住宅すごろく」と呼んでいましたが、所得と不動産価格の右肩上りを前提としたこの言葉はバブル経済崩壊で死語になりました。それだけでなく、そもそも業界都合による単なる画一的で物理的な住み替え提案では意味がありません。

 

現在では、住まいの価値観は大きく変わり、その選択肢は多様になりました。

賃貸か持ち家か、都心か郊外か、マンションか一戸建てか、新築か中古か、低層階か高層階か。もはや2択だけでは収まり切れません。

 

今後、人々のライフステージはより個性の時代、個人文化の時代へ向かうと思います。

弊社では賃貸、持ち家いずれにおいても住文化のご提案を通して、お客様のより豊かなライフステージ創りをサポートして参りたいと思っています。