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アクセントウォール
今回のテーマは、【アクセントウォール】です。
大田区で施工中のCatachiプロジェクトで【アクセントウォール】を取り入れることになりましたので、その施工風景をレポートさせていただきます。
玄関ドアを開けると正面にある間仕切壁をアクセントウォールにします。
反対側に置くベッドを隠す効果のある間仕切壁です。
パテ処理を行って、下地を平坦にした状態です。
ビニルクロスは貼れる状態ですが、今回は塗り壁にするので更に下地調整が必要です。
更に下地調整を行い、より平坦になった状態です。
次にシーラーを塗った状態です。
シーラーには、塗装面と上塗り材との密着性を高め、上塗り材が塗装面に吸い込むのを抑える効果があります。
シーラーが乾いたら、上塗り材の施工です。
刷毛とコテを使って塗っていきます。
仕上げのパターンは、コテで塗った跡を自然な形で残していきます。
ほぼ完成した状態です。
光沢のある特殊な塗り材で、見る角度によって色の濃淡が変化します。
色は、RC打放しの外観と調和するグレー系です。
写真ではわかりづらいですが、若干ブルーが混ざっています。
ブルーグレーが空間を引き締め、主張し過ぎない存在感のある壁になりました。
ビニルクロスではなく、塗り壁にすることによって、賃貸住宅でありながら手造り感が生まれました。
入居者がニッチ(飾り棚)にお気に入りの小物を飾れば、このアクセントウォールは、自分空間のシンボルになるでしょう。
次回のテーマは、【Catachiのファサード】を予定しています。